赤ちゃんを迎えて幸せいっぱいのあなた。
でも、赤ちゃんを守るために、ママやパパが気をつけなければならないことがたくさんあるのをご存知ですか?
家の中には、赤ちゃんにとって危険な場所や物がいっぱい潜んでいるのです。
赤ちゃんは好奇心旺盛で、自分で危険を避けることができません。
ママやパパが赤ちゃんの目線に立って、危険を予測し、対策することが大切です。
このガイドでは、赤ちゃんに多い事故である「窒息」「転落」「やけど」について、具体的な危険個所と対策方法をわかりやすく解説します。
赤ちゃんを守るために、ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんの周りには危険なものがいっぱい!
赤ちゃんは好奇心旺盛で、手に取ったものは何でも口に入れてしまう習性があります。
また、自分で体を支えることができないため、ベッドやソファから転落してしまうこともあるのです。
さらに、自分で体温調節ができないため、熱すぎるお湯などでやけどをしてしまう危険性も。
赤ちゃんを守るためには、家の中の危険個所を把握し、事故を未然に防ぐ対策が欠かせません。
ママやパパが赤ちゃんの目線になって危険をチェックし、安全な環境を整えましょう。
ポイント:赤ちゃんは自分で危険を避けられないため、ママやパパが予測して対策することが大切。
①窒息
赤ちゃんの窒息事故の多くは、口に入れたものが気道を塞いでしまうことが原因です。
特に、コイン、ビニール袋、小さなおもちゃのパーツなどは要注意。
うつぶせ寝での窒息や、ベビーカーの窒息事故なども報告されています。
窒息は、酸素不足により脳に重大なダメージを与える危険性があります。
窒息の兆候は、顔色が悪い、呼吸が荒い、意識がもうろうとしている等ですが、気づきにくいこともあるので要注意です。
ポイント:赤ちゃんの手の届く場所に小さなものを置かない。うつぶせ寝は避ける。窒息の兆候を見逃さない。
対策は?
窒息を防ぐためには、まず赤ちゃんの手の届く場所に危険なものを置かないことが大切です。
部屋の隅々までチェックし、小さなものは片付けるか手の届かない場所に移動しましょう。
食事中は、食べ物の大きさに気をつけ、きちんと座らせて食べさせることが重要。
おもちゃは窒息の危険性がないものを選び、壊れたり部品が取れたりしていないかこまめにチェックを。
うつぶせ寝は窒息のリスクが高いので避け、仰向けに寝かせるようにしましょう。
万が一窒息の兆候に気づいたら、すぐに119番通報と応急処置を。
ポイント:小さなものは赤ちゃんの手の届かない場所に置く。食事中は姿勢と大きさに注意。うつぶせ寝は避ける。
②転落
赤ちゃんはまだ自分で体を支えることができないため、高い場所に座らせたり寝かせたりすると転落の危険があります。
特に、ベッドやソファ、チェアからの転落事故が多発しています。
赤ちゃんは寝返りを打ったり、はいはいを始めたりすると、気づかないうちにベッドから落ちてしまうこともあるのです。
また、ベビーカーからの転落や、抱っこひもからの転落事故も報告されています。
頭を打つなどして重大な怪我につながる危険性もあるため、十分な注意が必要不可欠。
ポイント:赤ちゃんを高い場所に1人で座らせたり寝かせたりしない。ベビー用品の使い方に注意。
対策は?
転落を防ぐためには、赤ちゃんを1人で高い場所に座らせたり寝かせたりしないことが何より大切です。
ソファなどに座らせるときは、必ず大人が付き添い、目を離さないようにしましょう。
ベッドで寝かせるときは柵を設置し、隙間に注意。はいはいを始めたらベッドは使わないようにしましょう。
ベビーカーを使うときは、シートベルトをきちんと締め、カバーをかけて直射日光を避けるなどの対策を忘れずに。
抱っこひもは正しい使い方を守り、赤ちゃんをしっかりと支えることが大切です。
ポイント:赤ちゃんから目を離さない。ベッドの柵や隙間に注意。ベビー用品は正しく使う。
③やけど
赤ちゃんの皮膚は大人の約1/3の薄さしかないため、熱いものに触れるとすぐにやけどをしてしまいます。
お風呂場でのやけどが最も多く、シャワーの熱さや浴槽のお湯の温度が原因のことが多いようです。
また、熱い飲み物をこぼしたり、アイロンやヘアアイロンに触れたりすることでのやけども。
口に入れられる温度の目安は50度以下と覚えておくと良いでしょう。
やけどの範囲が広いと命に関わることもあるため、細心の注意が必要です。
ポイント:赤ちゃんの皮膚は熱さに弱い。お風呂場での熱さに要注意。熱いものは赤ちゃんの手の届かない場所に。
対策は?
やけどを防ぐためには、赤ちゃんの周りの熱源に細心の注意を払うことが何より重要です。
お風呂は必ず大人が先に入り、湯温は40度以下に設定。シャワーの温度にも気をつけましょう。
熱い飲み物を飲むときは赤ちゃんを抱っこせず、テーブルの上にも置かないよう注意。
アイロンやヘアアイロンは使い終わったらすぐにしまい、コードも赤ちゃんの手の届かない場所に。
万が一やけどをしてしまったら、速やかに冷やして、適切な処置を行いましょう。
広範囲のやけどは救急車を呼ぶことも必要です。
ポイント:お風呂の温度は40度以下に設定。熱いものは赤ちゃんの手の届かない場所に置く。やけどをしたら冷やす。
まとめ
赤ちゃんを守るために、窒息、転落、やけどの3つの事故に十分な注意を払うことが大切です。
小さなものを口に入れさせない、高い場所に1人で置かない、熱いものに触れさせない等の対策を怠りなく行いましょう。
赤ちゃんの目線に立って、家の中の危険個所を徹底的にチェックすることが何より重要。
ママやパパが事故を予測して、しっかりと対策することで、赤ちゃんが安全に過ごせる環境が作れるはずです。
いざというときのために、救急法も身につけておくと安心ですね。
ポイント:窒息、転落、やけどの3つの事故に要注意。赤ちゃんの目線で危険個所をチェックし、対策を怠らない。
最後に
赤ちゃんを守るためには、ママやパパの細やかな心配りが何より大切です。
赤ちゃんに危険が及ばないよう、家の中の環境を整え、目を離さず見守ってあげてください。
赤ちゃんが安全に楽しく過ごせるお家づくりを心がけましょう。
そして何より、赤ちゃんとの楽しい時間を心ゆくまで味わってくださいね。
赤ちゃんの健やかな成長を願っています。