赤ちゃんが泣きやまずにずっと泣き続けていると、ママは非常に疲れてイライラしてしまいますよね。
せっかく念願の赤ちゃんを授かったのに、泣き止まない我が子に戸惑い、育児に自信を失ってしまうかもしれません。
一体なぜ赤ちゃんは泣くのでしょうか。
そしてどう対応したら良いのでしょうか。
赤ちゃんの泣きに悩むあなたに、泣かせっぱなしの真相と、泣きやませ方のコツをお伝えします。
赤ちゃんとの絆を深めながら、穏やかな育児ができるようになりますよ。
ずっと泣いてるのツライ…
赤ちゃんがずっと泣き止まないのは、ママにとって本当につらい経験ですよね。
赤ちゃんは泣くことでしか自分の要求を伝えられないため、泣きやまないのは当然のことなのです。
アメリカの小児科学会の調査によると、生後6週間の赤ちゃんの泣く時間は1日平均2.2時間にもなるそうです。
赤ちゃんの泣き声に心を痛めるあなたの気持ちはよくわかります。
でもどうか一人で抱え込まず、パパや周りの人にも助けを求めてくださいね。
ポイント:赤ちゃんがずっと泣くのは当然のこと。ママ一人で抱え込まず周りの助けを借りよう。
泣かせっぱなしは、なんでNG？
赤ちゃんを泣かせっぱなしにしてはいけない理由は、赤ちゃんへの悪影響があるからです。
赤ちゃんを長時間泣かせっぱなしにすると、ストレスホルモンの分泌が増えて脳の発達に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。
また泣いているのに放っておかれると、赤ちゃんは「泣いても無駄だ」と学習し、自己表現をしなくなってしまう恐れもあるのです。
赤ちゃんとの信頼関係を築くためにも、泣いたらできるだけ早く対応することが大切なのですね。
ただし、泣きやむまでにはある程度の時間がかかるのが普通です。
赤ちゃんを抱っこしてもすぐに泣き止まないからといって、あきらめる必要はありません。
根気強く赤ちゃんに寄り添い、愛情を注ぎ続けることが大切なのです。
泣き疲れて眠ってしまうこともあるでしょう。
それはそれで赤ちゃんなりのリズムなのだと受け止め、見守ってあげましょう。
いつか必ず赤ちゃんはママの愛情を理解し、心を開いてくれる時が来るはずです。
ポイント:泣かせっぱなしは赤ちゃんの脳発達や自己表現の芽を摘んでしまう可能性がある。信頼関係のためにもすぐ対応を。ただし泣きやむまでには時間がかかるのが普通。
赤ちゃんが泣く理由は？
赤ちゃんが泣くのには、はっきりとした理由があります。
主な理由としては、「おなかがすいた」「おむつが濡れて不快」「眠い」「暑い・寒い」「痛い・苦しい」「抱っこしてほしい」などが挙げられます。
泣き声の種類や時間帯、状況から、赤ちゃんが何を訴えているのかを推測してみてください。
赤ちゃんの欲求を早めにキャッチすることが、スムーズな泣きやませにつながりますよ。
ただし、原因が見当たらないときは病気の可能性もあるので、早めに小児科を受診しましょう。
赤ちゃんの泣き声は、最初のうちは聞き分けるのが難しいかもしれません。
でも、毎日の育児の中で、少しずつ我が子の泣き声の意味が理解できるようになっていくはずです。
赤ちゃんが発する小さなサインを見逃さないよう、注意深く赤ちゃんの表情や仕草を観察する習慣をつけましょう。
たとえ泣き声の理由がわからなくても、とにかく優しく赤ちゃんに寄り添うことが大切です。
ポイント:おなか、おむつ、眠気、体温、痛み、スキンシップ不足など、赤ちゃんの欲求を見極めることが大切。原因不明なら病気の可能性も。赤ちゃんへの愛情を忘れずに。
泣いた時は「抱っこ」していいの？
泣いている赤ちゃんをなだめるのに、抱っこはとても有効です。
赤ちゃんを優しく抱き上げ、体をゆらゆらと揺らしながら歩くと、赤ちゃんは心地よさを感じて泣き止むでしょう。
抱っこは赤ちゃんにとって、ママの温もりと安心感を与えてくれる魔法のような行為なのです。
「甘やかしになるから」と心配する方もいるかもしれませんが、生後数ヶ月の赤ちゃんを甘やかしすぎるということはありません。
泣いたら赤ちゃんの意思を尊重して抱っこするのは、むしろ良いことなのですよ。
ただ、赤ちゃんが泣くたびに長時間抱っこしていると、ママの体力が続かなくなってしまいます。
パパにも協力してもらったり、抱っこ紐を利用したりするのもおすすめです。
赤ちゃんを寝かせた状態で、ママの手をそっと添えるだけでも、赤ちゃんは安心するかもしれません。
状況に合わせて、いろいろな抱っこの方法を試してみてくださいね。
大切なのは、赤ちゃんを置いたままにせず、愛情を持って関わること。
ママの優しさなら、きっと赤ちゃんに伝わります。
ポイント:抱っこは赤ちゃんに安心感を与え、泣きやませに有効。「甘やかし」を心配する必要はない。ママの体力を考えて方法を工夫しよう。赤ちゃんへの愛情が何より大切。
抱っこは赤ちゃんとの絆を強くする
抱っこは赤ちゃんを泣きやませるだけでなく、ママと赤ちゃんの絆を深めてくれる素晴らしい行為です。
抱っこをすると、ママと赤ちゃんの両方からオキシトシンというホルモンが分泌されます。
オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれ、親子の絆を強める働きがあるのです。
肌と肌が触れ合う心地よさは、赤ちゃんにとって「この人は私を守ってくれる」という安心感にもつながります。
授乳時やおむつ交換時、寝かしつける時など、赤ちゃんとたくさんスキンシップを取ってあげてくださいね。
抱っこのひとときは、赤ちゃんとママがお互いの存在を心から感じあえる大切な時間でもあります。
赤ちゃんのかわいらしい表情を見つめたり、小さな手足をそっと握ったり、我が子への愛おしさを感じながら抱っこを楽しんでくださいね。
赤ちゃんだって、ママの優しい表情をじっと見つめています。
きっと、たくさんの愛情を感じ取ってくれているはずですよ。
愛情たっぷりの抱っこが、赤ちゃんの健やかな成長を支えていくのです。
ポイント:抱っこは親子の絆を深め、赤ちゃんに安心感を与える。日常のお世話でたくさんのスキンシップを。赤ちゃんとの触れ合いを通して愛情を伝えていこう。
抱っこ以外で泣きやませる方法
抱っこ以外で赤ちゃんを泣きやませる方法もあります。
優しく語りかけたり、子守歌を歌ってあげたりするのもおすすめです。
赤ちゃんは、ママの声を聞くだけでも心が落ち着くのです。
おもちゃを見せるのも効果的ですが、月齢に合ったものを選びましょう。
赤ちゃんの体に触れるのも良いでしょう。
優しくさすったりトントンとリズムをつけて軽く叩いてあげると、心地よさを感じて泣き止むこともあります。
白湯を飲ませてみるのも一案です。
おなかの張りが気持ち悪くて泣いているのなら、白湯で緩和されるかもしれません。
耳元で「シーッ」と小さな音を立てるのも、意外に赤ちゃんが泣き止むきっかけになるかも。
赤ちゃんを泣きやませる方法は十人十色です。
いろいろ試してみて、我が子に合った方法を見つけてくださいね。
泣き疲れて眠ってしまうことも考えられます。
どんな時でも、赤ちゃんを見守る優しいまなざしを忘れずに。
ポイント:語りかけ、歌、おもちゃ、体に触れるなど、いろいろな方法を試してみよう。白湯や「シーッ」の音も意外な効果が。赤ちゃんに合った方法を見つけよう。
まとめ
・赤ちゃんを泣かせっぱなしにしないことが大切
・赤ちゃんが泣く理由を考え、欲求を見極める
・抱っこは心の安定と絆を深める効果あり
・語りかけや歌などの泣きやませ方法もある
最後に
赤ちゃんの泣き声に一喜一憂する日々は大変ですが、今しかない貴重な時間でもあります。
赤ちゃんの小さな身体をしっかり抱きしめて、ママの愛情をいっぱい伝えてあげてくださいね。
心穏やかに赤ちゃんに寄り添うことが、泣きやませのコツだと思います。
赤ちゃんの気持ちを汲み取る努力を重ねるうちに、きっと赤ちゃんからのサインを見逃さなくなりますよ。
ママと赤ちゃんの幸せな時間が過ごせますように。