新米ママ必見!産後1か月で避けるべきこと

 

出産を終え、我が子を抱けるこの瞬間をどれだけ待ち焦がれたことでしょう。
しかし産後の身体は想像以上にデリケート。
無理をすれば、命に関わる大変なことになりかねません。
ママの健康あっての育児です。
産後1か月は、赤ちゃんのためにも自分の心と体を休めることに集中しましょう。
ここでは、産後1か月にやってはいけない6つの行為をご紹介します。


産後の身体は交通事故レベルのダメージ

産後の身体は、大きな交通事故に遭ったような状態だと言われています。
子宮は妊娠前の約20倍に。出産で一気に収縮しますが、元の大きさに戻るには6週間ほどかかるのです。
また会陰の傷も治りかけで、感染のリスクが高い時期。
ホルモンバランスの変化で情緒不安定になることもあり、暗い気持ちになったり涙もろくなったりするかもしれません。
心身ともに傷ついた産後の身体を労わり、安静にすることが大切です。
焦らずゆっくり回復に努めましょう。

ポイント:
産後1か月の身体は交通事故並みのダメージを受けている。心身の休養と安静が何より大切。


産後1か月にやってはいけない6つのNG行為

無理のない範囲で体を動かすことは問題ありませんが、産後1か月は以下の行為は避けましょう。
知らずに行うと、思わぬトラブルにつながるかもしれません。

- 水をつかう家事や仕事
- 読書やスマホのやりすぎ
- 激しい運動・ダイエット
- 喫煙・飲酒
- カフェインのとりすぎ
- 性行為

出産の疲れが残る産後1か月に、こうした無理は厳禁です。
体調と相談しながら、少しずつ活動範囲を広げていきましょう。
イライラを感じたら深呼吸を。赤ちゃんを預けてゆっくり入浴するのもいいですね。

ポイント:
産後1か月は上記6つの行為をできるだけ控えること。自分のペースで少しずつ動くのがポイント。

 

NG行為①水をつかう家事や仕事

洗濯や食器洗い、風呂掃除など水仕事は意外と体力を使います。
産後1か月は傷口が完治しておらず、感染症のリスクも。
濡れた手で赤ちゃんに触れると、赤ちゃんの健康被害にもつながりかねません。
できるだけ家族にまかせ、水仕事は避けるようにしましょう。
どうしてもという時は、ゴム手袋の着用を忘れずに。
清潔なタオルを常備し、こまめに手を拭くのも効果的。
水仕事の後は、しっかり手を乾かしてから赤ちゃんに触れるようにしてくださいね。

ポイント:
感染予防と体力回復のため、産後1か月の水仕事は控えめに。万一する時は清潔に気をつけて。


NG行為②読書やスマホのやりすぎ

赤ちゃんが寝ている間に読書したり、スマホをチェックしたくなるもの。
でも、長時間の近見作業は眼精疲労の原因に。
授乳時は赤ちゃんから目を離さず、読書やスマホは1日1時間までと決めておくと良いでしょう。
赤ちゃんとアイコンタクトを取りながらの授乳は、愛着形成にもつながります。
泣き止まない時は、優しく話しかけてあげるのも効果的。
目を酷使せず、赤ちゃんとのスキンシップを大切に過ごしてくださいね。
疲れが溜まったら、上の子を連れて外出するのもおすすめです。

ポイント:
産後の目の疲れや肩こりを防ぐため、読書やスマホは1日1時間まで。赤ちゃんとの心の通った時間を大切に。

 

NG行為③激しい運動・ダイエット

産後太りが気になるママも多いはず。
でもいきなりダイエットは逆効果。
激しい運動は子宮の収縮を妨げ、傷口が開いたりする恐れも。
体重はゆっくり落とし、運動も産後ヨガなどから始めましょう。
授乳中のダイエットは母乳に影響するので控えめに。
バランスの取れた食事と軽い運動の習慣をつけるのが理想的。
体型の変化は個人差が大きく、1か月で元に戻る人はごく一部。
焦らず、赤ちゃんに良い母乳をあげられるよう、食事に気をつけることが大切です。

ポイント:
産後ダイエットは控えめに。バランス良い食事と軽い運動で、ゆっくりと体型改善を目指そう。


NG行為④喫煙・飲酒

喫煙は母乳を通して赤ちゃんに悪影響を及ぼします。
ニコチンは母乳の出を悪くしたり、赤ちゃんの発育を阻害したりする恐れが。
飲酒も母乳へのアルコール移行が心配。
控えめにできない人は完全に断つことをおすすめします。
禁煙・禁酒は、パートナーと一緒に始めるのが成功のコツ。
イライラしたり眠れなくなったりするかもしれませんが、赤ちゃんのためと思って頑張って。
上の子や家族のためにも、ぜひ卒煙・断酒にチャレンジしてくださいね。

ポイント:
喫煙・飲酒は赤ちゃんに悪影響。母乳育児中は完全に断つことが望ましい。禁煙・禁酒は家族みんなで取り組もう。


NG行為⑤カフェインのとりすぎ

コーヒーや緑茶、紅茶に含まれるカフェインの摂りすぎは要注意。
カフェインは母乳に移行し、赤ちゃんの興奮や不眠の原因になることがあります。
一日の摂取量は200mg程度までに抑えましょう。
カフェインレスのお茶に切り替えるのもおすすめ。
コーヒー1杯なら問題ありませんが、ジュースやお茶など他の飲み物も合わせて調整を。
眠気覚ましにカフェインを飲む前に、まずは睡眠時間の確保を心がけてください。
昼寝のチャンスは逃さずに。30分でも全然違います。

ポイント:
授乳中のカフェインの摂りすぎは控える。1日の摂取量は200mgまで。昼寝で睡眠時間を確保しよう。


NG行為⑥性行為

「そろそろ夫婦生活を」とパートナーから言われて戸惑ったという話もよく聞きます。
でも産後1か月は、子宮の傷口が完治せず、感染のリスクが高まる時期。
性行為は子宮に刺激を与え、悪露の量が増えたり、不正出血を引き起こしたりする可能性も。
産後の検診で医師にお墨付きをもらうまでは禁止です。
パートナーにもよく説明し、回復にはある程度の時間がかかることを理解してもらうことが大切。
性行為以外でもスキンシップを取ったり、会話の時間を増やしたりして、二人の時間を大切に。
子づくりを考えるのは、子宮が完全に元通りになる産後半年以降に。ゆっくり取り組みましょう。

ポイント:
子宮の回復と感染予防のため、医師の許可が出るまでは性行為は控える。性行為以外の方法で夫婦の絆を深めよう。

 

産後1か月は安静に過ごそう

いかがでしたか?
産後1か月は、体調管理と育児に専念できるよう環境を整えましょう。
上の子の世話や家事は、家族や友人の手を借りるのがおすすめ。
遠慮は無用です。上の子の幼稚園の送り迎えを頼んだり、食事を作ってもらったり、積極的に助けを求めてみてください。
オムツ替えや沐浴など赤ちゃんのお世話は、パートナーと一緒に楽しく行うのが理想的。
慣れないことだらけで戸惑うかもしれませんが、これもいい思い出に。
ただし夜中の授乳は、なるべくあなたが担当するようにしてくださいね。
眠れる時に眠って体力をつけ、栄養バランスの良い食事と水分補給も忘れずに。
赤ちゃんとの時間を穏やかに過ごせる環境作りに努めましょう。
心身の不調があれば、早めに医療機関に相談するのが賢明です。

ポイント:
産後1か月は安静第一。家族や周りの協力を得て、ゆったりとした環境作りを心がけよう。心身の変化にも注意して。


最後に

産後1か月は、赤ちゃんとの生活がスタートする大切な時期。
心と体が傷ついているあなたを労わりつつ、ゆっくりと育児を楽しむことが何より大事です。
ここでご紹介したNGな行為を避け、安静に過ごすことを心がけてください。
上の子の協力も得ながら、赤ちゃんとの時間をたっぷり作りましょう。
家族や周りの人の助けを借りつつ、新しい家族を迎えた喜びを分かち合ってください。
「母親になる」ことの素晴らしさと責任の大きさを、今実感しているはず。
赤ちゃんが健やかに成長するためにも、あなたの心と体の健康が何より大切なのです。
1か月後の産後検診を終えたら、少しずつ外出の機会を増やすのもおすすめ。
公園に行ったり、友人とランチしたり、ストレス解消になりますよ。
赤ちゃんとの生活に慣れるまでは大変かもしれませんが、あなたなりのペースでゆっくり進んでいきましょう。
子育てに完璧はありません。
時には息抜きも必要です。
みんなと一緒に、赤ちゃんの成長を見守っていきましょう。

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