初めての離乳食で注意すべき!赤ちゃんに与えてはいけない食材

離乳食が始まる0歳児のママにとって、赤ちゃんに与えてはいけない食べ物をしっかり把握しておくことは重要です。
赤ちゃんの消化器官はまだ未発達で、大人が普通に食べられるものでも、赤ちゃんには危険な場合があります。
適切な食事で赤ちゃんの健やかな成長を支えるためにも、食べてはいけないものをチェックしておきましょう。
この記事では、0歳児に与えてはいけない代表的な食べ物を詳しく解説します。
ママの強い味方になる情報が満載ですので、ぜひ最後までお読みください。

 

1. 離乳食が始まるママは要チェック!


離乳食が始まる頃の赤ちゃんは、消化器官がまだ未発達です。
そのため、大人が普通に食べられるものでも、赤ちゃんには消化不良を起こしたり、アレルギー反応を引き起こしたりする可能性があります。
赤ちゃんに与える食べ物は、その月齢に合ったものを選ぶことが大切です。
市販のベビーフードなら安心かと思いがちですが、中には0歳児には適さないものもあります。
原材料表示を確認し、この先に紹介する食べてはいけないものが含まれていないかチェックしましょう。
また、調理法についても、軟らかく調理するなどの工夫が必要です。

ポイント
赤ちゃんの月齢に合わせた離乳食づくりが大切。
市販のベビーフードでも原材料表示を確認し、離乳食に適さないものが含まれていないかチェックする。

 

2. はちみつ、エビ・カニ・イカ

はちみつは、ボツリヌス菌が潜んでいる可能性があり、乳児ボツリヌス症を引き起こす恐れがあります。
1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないでください。
エビ・カニ・イカなどの甲殻類や軟体類は、アレルギー反応を起こしやすい食品です。
特にエビは、卵・乳・小麦に次いで発症頻度が高いとされています。
赤ちゃんの月齢に関わらず、アレルギー症状が出る可能性を考え、控えた方が無難でしょう。
万が一与える場合は、少量から始め、様子を見ながら進めることが重要です。

ポイント
はちみつは1歳未満与えないこと。
エビ・カニ・イカなどの甲殻類・軟体類はアレルギーのリスクが高いので控えめに。

 

3. 青魚、刺身

青魚には水銀が含まれており、その含有量はマグロやカジキで特に高いことが知られています。
水銀の摂り過ぎは赤ちゃんの神経発達に悪影響を及ぼすため、与える量は控えめにしましょう。
刺身は細菌に汚染されているリスクが高く、赤ちゃんの未発達な消化器官では食中毒を引き起こす可能性があります。
赤身魚を中心に、よく加熱したお魚料理を作るようにしましょう。
低温調理のお魚はできるだけ避けた方が賢明です。
青魚は栄養価が高いので食べさせたいところですが、月に1~2回程度にとどめるのが望ましいでしょう。

ポイント
青魚は水銀の摂り過ぎに注意し、月に1~2回までに。
生魚の刺身は食中毒のリスクが高いので避ける。火をよく通したお魚料理がおすすめ。

 

4. 全卵、牛乳、大豆

卵は特にアレルギーを起こしやすい食品の一つです。
8~9ヶ月頃から卵黄を少しずつ与え、様子を見ながら全卵に移行するのがよいでしょう。
牛乳は消化不良を起こす可能性があります。
乳糖を分解する酵素の量が少ない赤ちゃんには負担になるのです。
母乳かミルクだけで十分なので、牛乳を飲ませる必要はありません。
大豆もアレルギー反応を引き起こしやすい食品として知られています。
離乳食では、窒息の危険性が低い絹豆腐から少しずつ試してみるのがおすすめです。

ポイント
卵は卵黄から少しずつ始め、アレルギーの様子を見る。
牛乳は母乳やミルクで十分なので不要。
大豆は絹豆腐など窒息リスクの低いものから試してみる。

 

5. もち、ピーナッツ、山芋


餅は非常に餅がのどに詰まりやすいです。
赤ちゃんが上手く噛めずに飲み込んでしまうと、窒息事故につながる危険があります。
ピーナッツは堅いうえ、アレルギー反応も起こしやすいため与えない方が賢明です。
大人用のピーナッツバターも、食塩や糖分が多く含まれているため適しません。
山芋は粘りが強く、喉に詰まらせる可能性が高いです。
すりおろして使う場合でも、必ず薄めに調理し、赤ちゃんが飲み込みやすい硬さに調整することが大切です。

ポイント
餅は窒息リスクが高いので与えない。
堅いピーナッツやピーナッツバターは避ける。
山芋は粘りが強いのですりおろして薄めに調理する。

 

6. ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ


ハムやソーセージには食塩や亜硝酸塩が多く含まれており、赤ちゃんの未発達の腎臓に負担をかける恐れがあります。
また、燻製されたものは発がん性物質が含まれているため、避けた方が無難です。
かまぼこやちくわなどのねり製品には、アレルギー反応の原因となる卵白が使われていることが多いです。
また、ねり製品は喉に詰まりやすいので、離乳食では控えめにしましょう。
塩分も高めなので、味付けを調整するなど、赤ちゃんに合わせた調理の工夫が必要不可欠です。

ポイント
ハム・ソーセージは塩分や添加物が多いので控える。
かまぼこ・ちくわはアレルギー源の卵白や塩分に注意し、喉詰まりに気をつけて少量から。

 

7. ケーキ、チョコレート


ケーキは油分や糖分が多く、まだ脂質の消化吸収機能が未発達な赤ちゃんにとっては、消化器官への負担が大きい食べ物です。
小麦粉やバター、牛乳、卵などアレルギー源も多く含まれているので要注意。
1歳の誕生日など特別な日のごく少量なら構いませんが、習慣づけは避けた方が賢明でしょう。
カカオ分の多いチョコレートには、赤ちゃんの興奮を招くカフェインが含まれています。
また、乳化剤など添加物の多い市販品は、赤ちゃんには不向き。
カカオ70%以上の糖分控えめなものを少量選ぶようにしましょう。

ポイント
脂質や糖分、アレルゲンの多いケーキは控えめに。
カフェインの入ったチョコは少量を選び、乳化剤などの添加物に注意。

 

8. まとめ


赤ちゃんの離乳食で食べてはいけないものについて詳しく解説してきました。
赤ちゃんの消化吸収機能はまだ未発達なので、食材選びには十分な注意が必要です。
アレルギーや窒息、消化不良のリスクが高いものは避け、赤ちゃんに合った調理法を工夫することが大切でしょう。
基本の離乳食メニューをしっかりおさえつつ、少しずつ食の幅を広げていってあげてください。
赤ちゃんの様子をよく観察しながら進めていけば、ママも赤ちゃんも笑顔で楽しい食事タイムが過ごせるはずです。
赤ちゃんの健やかな成長を願って、一緒に美味しい思い出を作っていきましょう!
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